私は社会保険労務士という仕事を法律家の一員として、人の人生を預かり、人と人とを繋ぐ仕事と考えております。
どんな人も1人きりでは生きていくのが大変ですし、1人よりは沢山の仲間と人生を共にすることは楽しい人生には不可欠だと思います。
1人の従業員が組織に加わった時から、組織の中で人と人との関係が始まります。生活の為、夢の実現の為、労働する理由はその人一人一人によってまちまちかもしれません。でも、同じ場所で仲間として関わっていくメンバーです。
1日8時間、即ち1日の三分の一の時間を、1週間5日間即ち1週間の7割をこの仲間達と過ごす訳です。しかも、長ければ40年以上の歳月を一緒に過ごす事になるかもしれません。
せっかく自分で選んだ場所です。ビジョンを共に分かち合い、仲間を大切にして自分に出来ないことは支えて貰い、自分に出来る事で支えてあげる、その様なことが当たり前に出来たら人生の半分以上を過ごす場所での時間がとても幸せなものになるのではないでしょうか。
しかしながら、時折代表者の方や従業員の方達から、『ちっとも分かってくれない』『何もしてくれない』という声が上がり、摩擦がおき、本当はそんな風にしたくはなかったのに、上手くいかなくなってしまった、という事態がおきます。
この大きな摩擦の原因はほんの小さな事だったのではないでしょうか。人が集まればどんなことにもルールが必要です。皆が自分自分の思いで動けば、ばらばらになるのは当然です。でもこのルールをつくる際の大切な事があります。
コミュニケーションをしっかりとって、お互いの気持ちや事実をきちんと理解する事。これが抜けていては、ルールは生かされません。しかしながら当事者の方だけではこのコミュニケーションや事実確認が上手くいかない事が多々あります。特にそこに法律的な制約がある場合には非常に誤解が生じやすくなります。
そこにこそ私達社会保険労務士が必要と私は思っております。人事・労務管理の専門家として、法令を順守した仕組み作りをする事で、代表者のビジョンを皆さんに理解して頂き、共に組織の成長を目指す。私はその仲間になりたいといつも思っております。
一人一人の人生を大切に、その一人一人ががっちりと支える組織作りが最強だと考えます。人が人を、人が組織を、また組織が人を支えあう、その為に必要な城壁を社会保険労務士として皆様と共に築き上げて行きたいと思います。
社会保険労務士 小倉絵里
日本女子大学 卒業
旭電化工業株式会社(現 株式会社ADEKA) 入社 情報システム部門に所属
日新情報システム開発株式会社 入社 保険業務システム開発に従事
社会保険労務士事務所パーソネルワークス 入社 社会保険労務士の助手として従事
有限会社サン企画 入社 総務課長として従事
社会保険労務士試験 合格
AFP 登録
2008年 社会保険労務士 登録 登録番号 13080568号
社会保険労務士事務所 Eオフィス 設立